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2021-05-01

現地採用の食レポ・カレーライス

猿岩石のヒッチハイク文献にみられるように、日本式カレーライスは当時バンコクで希少な食べ物でした。

タニヤを中心に、とん清 らあめん亭 桃太郎 グラバー亭などで日本の庶民の味として忠実に再現されていたものです。

その後、東日本大震災あたりを境に和食店が爆発的に増加。毎年約50軒の飲食店が、日本からタイ新規参入する活況をみせました。最盛期には、バンコクにある和食店は、1店舗経営だけ数えてもおよそ800店、富士レストランや8番らーめん等チェーン展開店数も含めると、タイ全国でおよそ1500軒の和食店があるといわれました。

また、元祖タニヤの老舗和食店のなんでもあるよ的なメニューラインナップに対し、新規参入店は、ご当地系ラーメンや地方物産系居酒屋など、シグネチャー型メニューに細分化していったのです。

バンコクにおけるカレーライス専門店の登場もこの頃で、老舗バーンナカタニを筆頭に、青りんご Coco壱番屋などが高級カレーライス路線で進出を果たしました。

こうして、もともと庶民の食べ物だったカレーライスが日本料理に格上げされていき、日系・タイローカル系レストラン全般で現地採用には手の届かない価格上昇をしていったのです。

その当時、フジスーパーでジャワカレーを買って、自作を試みた現地採用も多いと思いますが、

カレー粉タイで買うと値段高っ!お店で食べた方がコスパよくね?

って気づいた方も多くいらっしゃると思います。


さあ、こんなご時世の中そんな長い前置きになりましたが、

タイ史上コスパ最強といえる日本式カレーライスを見つけましたので食レポします。


アロイディー

バンナートラッド通り界隈で3店舗展開中。一皿99バーツより、日本式カレーライスを提供しています。

ルーも日本の味でとろみ加減も程よく、ご飯もちゃんと日本米です。

まだ日本米がタイで貴重だった頃、ご飯がタイ米だったりタイ米にカオニャオまぜてそれっぽくしたり、

カレーライスは調理でなくて、

いかに再現性を高めるか

という、むしろ工作だったね。


というわけで、久しぶりに王道庶民派のカレーライスが帰ってきました。

かの猿岩石の有吉さんもきっとまた、

「宇宙の味がする」

って喜ばれるでしょう。

でもお昼ごはん後、マスクの裏側に黄色く付着して残りの午後半日、


米柱 カレーの呼吸

マスクは二枚ご用意ください。


最後までお読み頂きありがとうございました。

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