「タイ、日系自動車の危機」を起承転結シリーズでお伝えしています。
GWMがタイに進出した背景は、まずこの3+1(プラスワン)
①米中摩擦(中国生産品の規制回避のためタイ生産に切り替え)
②BOI恩典(2021年末までに投資した事業の特別減税措置)
③中国の人口減少・出生率低下(タイとASEAN市場開拓)
プラスワンは、きょうの記事の最後で書きます。
①米中摩擦(中国生産品の規制回避のためタイ生産に切り替え)
②BOI恩典(2021年末までに投資した事業の特別減税措置)
③中国の人口減少・出生率低下(タイとASEAN市場開拓)
プラスワンは、きょうの記事の最後で書きます。
手前・白い車はGWMのHAVAL、奥・グレーの車はマツダCX5。デザインを日系の人気車種に似せてますね。
なお、日産のプロダクトチーフデザイナーだった中島敬さんが、GWMのデザインダイレクターに転職されています。つまり、GWMには日系自動車業界を吸収する戦略も持っていると考えられます。
そこで、GWMのタイ進出背景に話を戻します。
④プラスワン
タイには、日本車の部品サプライヤー工場が多い。
すでにタイ日系製造企業の中には、MG(上海汽車)の仕事を受けたところもあります。GWM(長城汽車)の仕事を受けるタイ日系工場が徐々に増えていくのも時間の問題でしょう。
MGはイギリスブランドのデザインだけど中身が中国製だから品質が。。。といわれているが、
GWMなら、日本人のデザインだし日本人の工場が部品を供給してるから品質がいいね。。。なんてことになりかねない。
いま、ニッポンが極めたものづくりの技術と魂が、中国ブランドを世界一に押し上げようとしている。
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