庭で睡蓮を見てたらモネを思い出しました。
睡蓮の風景画家で有名ですが、当初は人物画もけっこう描いてたらしく、
あるときを境に人物画をぱったり止め、睡蓮ばかり描く画家になったらしいです。
モネという画家は、けっこう日本ヲタで奥さんに着物コスプレさせた「ラ・ジャポネーズ」とか「日傘をさす女」(これも奥さん)とか、実は人物画も有名。
そして「日傘をさす女」は、実は同じテーマで3枚描いているけど、3枚目のあと、人物画を描かなくなってしまったそうです。
その理由というのが、山田五郎さんの説が面白いです。
2枚目・3枚目の日傘をさす女は、再婚相手の連れ子がモデルになっています。再婚相手は、モネのパトロン(スポンサー)の夫人で、最初は浮気してたとか。パトロンが亡くなり、モネの奥さんも亡くなり二人は再婚に至りました。
モネは新しい家族と新しい人生をやり直していこう、と、もう一度、自身の最高傑作「日傘をさす女」を描いてみたけど、どうしても顔を描き切れません。そのとき、死んでしまった最愛の前妻に浮気をしてすまなかったという本当の自分の心に気が付き、ひたすら睡蓮ばかりを描きまくった。
奥さんに着物コスプレさせて作品にするほど日本ヲタのモネが、仏教のシンボルが蓮の花と知っていた可能性はかなり高く、
睡蓮を描き続けることは奥さんへの贖罪だった
という説なんですよ、山田五郎さんのね。
拈華微笑(ねんげみしょう)=遠い昔の話で、ブッダが無言でおもむろに蓮華をひねった。すると、ブッダの説法を聞きに集まっていた大勢の弟子のうち一人がそれを見て微笑み、突然悟りを得ることができた。
ちなみに、スイレン科とハス科は植物学の分類ちがうけど、モネは贖罪を終えて気持ちを晴らすことができただろうか?
現地採用も庭の睡蓮みて妻に贖罪。
ラストまでお読み頂きありがとうございました。
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