7万バーツ【老舗日系企業/社用車で通勤可！】

 例の求人案件について現地採用なりに考察してみました。

【老舗日系企業/社用車で通勤可！】セールスポジション
給与：70,000 THB ~ 95,000 THB

ポイント１．会社概要
【会社概要】
ステンレス鋼線の製造販売を行っております。工場はBangpoo Industrial Estateにあります。


バンプー工業団地にあるステンレス鋼線工場・老舗日系といえば、
タイ精線さん（THAI SEISEN CO., LTD）ではないか？と推測します。
応募する前に予備知識としてググっておきましょう。


ポイント２．仕事内容
【仕事内容】
タイ国内のローカル企業も開拓していきたいと思っており、セールスポジションを募集しています。
また社内の日本人赴任者とタイ人スタッフのパイプ役としての活躍も期待しています。
しばらくは日系企業を中心に既存顧客のフォローアップを中心に営業活動を行って頂きます。


要約すると仕事は３つですね。
①日系企業へのルート営業
②タイ企業への新規営業
③社内通訳伝言。

仕事的には、ほぼ営業なので社外活動が中心となりますが、
問い合わせ・引き合い・クレーム・受注などゲットすると、
社内の各担当部署へ指示や承認が必要になるので、
そのパイプ役も自分でする。

つまり、外で活躍するほど、中で忙殺され仕事が終わらず山積みになる。

お客「おせーよ！」
タイ人スタッフ「なんで新入りの言うこと聞かなきゃならね？」
日本人赴任者「タイ語できるんだから頼んだよ」

3方向からの板挟みとなり、半年以内にストレス退職するパターンが怖いかも。

「前任者は、なぜ辞めましたか？」この質問をして、
自分なら同じ理由で辞めないかどうか確認しましょう。


ポイント３．働く環境
【働く環境】
工場全体で200名程になります。うち日本人は6名です。
本ポジションには社用車も貸与しており、社用車での通勤が可能です。


営業担当のタイ人・日本人が何人なのか？
ノルマはどのくらいで、過去達成率はどのくらいか？を確認し、

その中で自分がやっていけるか？会社に貢献できそうか？よく考えましょう。

また、社用車を運転して営業に行ってください、
おそらくそういう展開なので、
事故があった場合の保険、ガソリン代はどのように精算するのか？
これらも一応確認しておいた方がお互いの為です。


ポイント４．応募条件
【応募条件】

• 【Must】
  - タイ語ビジネスレベル必須 (最低でもスピーキングは必須です)
  - 要運転免許
  
  【Advantage】
  - 英語:できれば尚良
  - 営業経験のある方
  

車の運転ができて、タイで法人営業の経験が2～3年程度あれば、
多少のタイ語ビジネスレベルと多少の英語は身についているので、
そういう方でいらっしゃれば、普通に応募して問題なく書類通過できると思います。


ポイント５．休日
【休日】
- 土日
- 祝日
*第2週と第4週の土曜日は出勤日となります

週休二日制です。（週休完全二日制ではない）
その分、年末年始やお盆休み（またはソンクラーン休暇）がしっかりしてるので、
悪くないと思います。
でも、土曜日は営業先が休みのところもあるので、
土曜出勤はおもに社内調整業務に充てられるかと思います。


ポイント６．福利厚生
【休日】
-BOIビザ・ワークパミット支給(取得費用会社負担)
-タイ国社会保険
-医療保険
-昇給年１回
-賞与年1回
-社用車支給(通勤可能)

ビザ・ワーパミ・タイ国社会保険は福利厚生でなく、
会社の法的コンプライアンスなのですが、
（福利厚生なら会社の任意なので付けなくても罰則無し）

医療保険・年次昇給・ボーナスが約束されています。
昇給率・ボーナス何か月分か？
また、家族持ちの方は医療保険がどこまでカバーしてるプランか？
ということまできちんと確認しておきましょう。

本社が大阪の会社なので、損得勘定については、
最初からオープンに遠慮なく聞いてった方が、
「正直なやっちゃなぁ」と、心象よく二次面接に進めるでしょう。
（関東系の企業だと、露骨に聞くのは失礼みたいな風潮がありますけど）

あと、
給与70,000～95,000THB

これは、基本給だけでなく手当や営業報酬も含めそうな書き方なので、基本給はいくらか？きちんと確認入れましょう　→　ボーナス額に影響します。


まとめ.
親会社の日本精線さんは東証一部上場企業なので、
ホワイト企業的な環境で働けると思います。

また、周りの現地採用に対して「うちは東証一部上場企業だから」とマウント取れるので、
いろいろ社会的信用面で、例えば、銀行ローンとか子供の入学面接とか、
そこそこ人生有利になるかと思います。

日本で学歴と職歴に失敗した現地採用にとって一発逆転のチャンス。
求められるスキル・能力のハードルもそれほど高くない案件なので、
タイ就活・転職をお考えの方は、ぜひ応募してみてください。

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ラストまでお読み頂きありがとうございました。

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